前回、派遣・契約社員を辞めてWEBデザイン・ECサイト運営の職業訓練校に通った話を書きましたが、今回はその「前段階」の話です。実際に通ってみて、「これはやっておいて良かった」「もっとちゃんと調べておけば良かった」と感じたことをまとめてみます。これから職業訓練校を考えている方の参考になれば嬉しいです。
① 退職前からコース探しを始めておく
私は退職する3ヶ月前から、ハローワークに通って自分が通いたいコースがある学校をリサーチしていました。これは本当にやっておいて良かったことです。
職業訓練校は開講時期や募集期間が決まっていて、タイミングを逃すと数ヶ月待つことになったりします。退職してから慌てて探し始めると、その分ブランク期間が延びてしまうことも。また給付金についても退職後数ヶ月以内でなければ延長給付ができない可能性があります。
在職中から情報収集を始めておくことで、退職後スムーズに申し込みへ進めました。
コース内容も学校によって微妙に違うので、複数の学校のパンフレットや説明会をチェックして、自分がやりたいことに一番近いカリキュラムを選ぶこと、また各学校の見学会には必ず参加することがおすすめです。
② お金まわりは想像以上にシビアに調べておく
正直、ここが一番の反省点です。
職業訓練を受けている間は「職業訓練受講給付金」や失業給付を受け取れる制度がありますが、実際に給付金が振り込まれるまでには時間がかかります。私の場合、退職後1ヶ月分の生活費がかなり苦しくなりました。「訓練が始まればすぐお金が入ってくる」というイメージでいると、想定外にキツい思いをするので要注意です。
退職前に、ある程度の生活防衛資金を用意しておくのはもちろんですが、それだけでなく退職後にかかる税金や控除についても、もっと詳しく調べておけば良かったと感じています。住民税や国民健康保険料など、在職中は給料から天引きされていたものが、退職後は自分で納付することになります。ここを見落としていると、想定外の出費に慌てることになるので、事前にシミュレーションしておくことを強くおすすめします。
③ 人気コースほど面接対策は必須
WEBデザイン系のコースは希望者が多く、狭き門になりがちです。
書類選考だけでなく面接や筆記試験がある学校も多いので、「とりあえず申し込めば入れる」という気持ちでいると痛い目を見ます。
実際私が申込をした訓練コースも定員以上の申込があったたため、10人以上は落選していました。
なぜそのコースを学びたいのか、学んだ後どう活かしたいのか、志望動機はきちんと言語化して準備しておくことが大切です。私自身、面接対策をきちんとしておいたことで、落ち着いて自分の考えを伝えられました。
具体的な面接対策として私が面接で話したことは以下の通りです。
・高校生以来Officeソフトの使い方を習っていないためブラッシュアップしたい
・今までクリエイティブな仕事をしたことがないのでチャレンジしてみたい
・派遣社員期間が長く安定した収入を得られるようにキャリアアップしたい
・早く就職先を見つけたい
最後の就職したい!ということはたとえフリーランスを希望していたとしても言った方がいいようです。。。職業訓練校としても就職率を上げたいとのことなので、訓練後に私はまだ就職が確定していなかったため追跡調査がありました。
まとめ:情報収集とお金の準備が命綱
振り返ってみると、職業訓練校に通う前の準備で大事なのは「情報収集を早めに始めること」と「お金の流れを正確に把握しておくこと」の2つに尽きます。特にお金まわりは、給付金が入るまでのタイムラグや退職後の税金・保険料など、想像以上にシビアです。
これから職業訓練校を検討している方は、「入ってから何とかなる」ではなく、「入る前にどれだけ調べて準備できるか」で、その後の数ヶ月の過ごしやすさが大きく変わってくると思います。ぜひ参考にしてみてください。

